







ニューヨークを拠点に活動するアーティスト 根石美和による花器。
日本の伝統芸術や歴史と、アメリカの現代美術の両方を追求し、国を越えて制作活動を行う根石さん。
生き物のようにも見える特徴的なこのフォルムは、ひらがなや漢字などの文字をモチーフにして作られたといいます。
彫刻的で抽象的な造形と釉薬使いで、自由に表現された作品には、日本人としての誇りと、多文化から影響を受けた自身の思想やビジョンが反映されています。
花器としてだけでなく、そのままでも充分な存在感。
ふとした瞬間に目に入ると、キャッチーなフォルムとポップな色彩が心を癒してくれます。
構造上、短い花しか挿すことができませんが、そんな佇まいもとても可愛らしいです。
material:ceramic
size:W180 × H230 (mm)
made in new york
根石美和
新潟大学で彫刻を学びながら、2012年に陶芸を開始。卒業後に渡米し、ケント州立大学で彫刻を学ぶ。現在はニューヨークのイサムノグチ美術館に勤務しながら、自身の制作活動を行う。