












身につけるオブジェをコンセプトに活動するジュエリーブランドSO/OBJECTSと、「ま、いっか。」くらいの気楽さと自由さで、様々な陶器作品を制作するSHOKKIの合作を中心とした企画 " サ行派2 "
SHOKKIが先に制作した陶のパーツに、SO/OBJECTSが金属で一手を加えるという手法からなるこのプロジェクト。2022年9月にcontで開催した"サ行派2"では、限りなく用途をなくしたオブジェを中心に制作いただきました。
輪っか状の金属は鋳造で制作した銅を使用し、密度がありしっかりとした重みもあります。また陶器との接合部分は独自で成型したネジパーツを使用しています。
陶と金属の異素材が組み合わせられることによる現象と、それが空間にもたらす作用、双方の加工の痕跡が残る佇まい。
海外で美術を学んだ経験や、素材の可能性への深い探究心をもつ作り手同士による共作は、ものの価値を再考するためのお題のようにも思えます。
思考の制約を取り払い、完成形の想像ができない実験的なプロセスによって作られたこれらの作品は、それぞれの自由な想像と解釈で価値が見出されるはずです。
material:ceramic(無釉薬) / copper
size:約 W140 × H180 × D110 (mm)
made in japan
SO/OBJECTS (ソーオブジェクツ)
「身につけるオブジェ」をコンセプトに、京都を拠点に2018年よりスタートしたジュエリーブランド。真鍮やシルバーを使用し、彫刻的で洗練された佇まいのジュエリーを手作業で制作している。
SHOKKI (ショッキ)
2013年に岡山でスタートしたハンドメイドのセラミックレーベル。「ま、いっか。」くらいの気楽さと自由さで、食器や鉢、オブジェなど、1点もののプロダクトの制作、企画をしている。