




鹿児島の陶芸家 野口悦士による焼しめボウル。
限られた材料の中でも、窯の中の酸化・還元を巧みに使い分け、また釉薬の掛け方などによって幅広い表情を生み出している野口悦士さん。
今回は、全ての作品を1種類の土で、そして2種類ほどの釉薬によって製作されています。
こちらは野口さんが電気窯で作る焼しめの作品、通称「エレキナンバン」。(東南アジアでは焼しめのことを南蛮と言います。)
釉薬をかけず高温の火で焼成する焼しめは、あえて窯の中のムラが生まれやすい位置で焼くことで、表情豊かな仕上がりに。
サラダを盛りつけたり、丼として使ったり、どんな食材にも似合う焼しめボウル。はじめはマットな印象ですが、使い込むほどに艶が増し、柔らかな風合いに変化していきます。
material:陶器
size:φ170 × H70 mm
made in japan
[ お取り扱いについて ]
・使いはじめは、使用前に水で濡らすことで、汚れやにおいの原因を防いでくれます。
・少しずつ経年変化をしていきます。特有の風合いとしてお楽しみください。
・色や形、大きさなど1点ずつ個体差がございます。
野口 悦士(のぐち えつじ)
1975年埼玉県生まれ。1999年に種子島で陶芸活動を開始。現在の拠点である鹿児島県以外にもデンマークやイタリアなどの海外でも精力的に活動。各地の特徴的な土や焼成方法を自身の作品に取り込んでいる。