










野口寛斉の花器。
縄文土器や石器にインスピレーションを受けて誕生した代表作「JOMON」。太古の歴史と現在の技術を融合し、新しい世界を創り出す陶芸作家。
こちらの花器は、信楽土に炭化ケイ素を練り込んだ土をろくろで成形し、炭酸バリウム釉薬や金属釉をかけて焼成しています。そうして焼き上げることで、アダム・シルヴァーマンを彷彿とさせるクレーターのような独特なテクスチャーが現れます。一つ一つの「重さ」を感じられる主張のある作品は、花器としてはもちろん、オブジェとしてその佇まい自体を楽しむことをお勧めします。
KANSAI NOGUCHI
元々はミュージシャンとしてアメリカでのライブ活動なども行っていた彼は、日本に戻りふらりと寄った陶芸教室がきっかけで陶芸の世界にのめり込む。2016年 東京都多摩市に陶芸アトリエ「KANSAI NOGUCHI STUDIO」を構え、代表作「JYOMON」シリーズを中心に一点一点時間を掛け製作を行っている。
素材:陶器(信楽土)
サイズ:幅13cm、高さ33cm、奥行き10cm