ガラス工場で、本来は破棄されるはずのガラスの塊にオブジェとして新しい価値を加えた作品です。
一年中24時間稼働しているガラス工場の溶解炉は、年に数回メンテナンスのため溶解炉を停止します。
その際、溶解炉の底に溜まったガラスの大きな塊を一度砕いて、再加熱しオブジェとして制作しています。
ある産業において本来は破棄されるものに価値を見出す行為は、
contにおいてとても大切な要素です。
その無作為な造形美がとても美しく、宝石や鉱石を思わせるような存在がオブジェとして
唯一無二の存在です。
多面体のため、置き方によっても光が射す角度が変化し、様々な表情をお楽しみいただけます。
青色のグラデーションは、不純物が溶け出した自然の色味です。
1点1点、形状/サイズ/色味は異なります。
materials : ガラス
size : 約 80×70×110mm
made in japan